日常に少しずつ取り入れるボディメイク

ボディメイク知識

こんにちは!Royceです。

5月からスタートしたボディメイクも2か月が経過しましたが、体組成変化はほぼ横ばいな状況です。
明確な目標や手法などを決めずに取り組んでいことが、成果に現れなかった原因だと感じます。

結果がついてこないからと言って、ここで『挫折』してしまうのはもったいないと思っています。
挽回するために、科学的な視点を取り入れたトレーニングを進めていこうと思います。

その中で、ちょっとした『科学的な知識』を取り入れた、ダイエットの考え方について共有していきます。

人体は『エネルギー保存則』で成り立っている

『エネルギー保存則』って……!?

理系出身の皆さんならどなたでもわかるアレです!(笑)

『物体に保存力のみがはたらく場合、その物体のエネルギーは一定になる』というのが言葉としての定義ですよね。

これがボディメイクに何の関係があるの……!?

って感じなのですが、『体内に摂り入れたエネルギーは、その分だけ蓄積または消費される。すなわちエネルギーは保存する。』という考え方です。

ちょっと面白い考え方だな~と思ったので、解説していきます。

参考文献:エネルギー保存則からみたダイエット

人体に摂り入れたエネルギーの行方は『蓄積』か『消費』の2択

人間が生活を営んでいくうえで、食事によるエネルギー補給は欠かせません。

良く知られる3大栄養素である『タンパク質』『脂質』『炭水化物(糖質)』がありますよね。

これらを食事で体内に摂り入れると、摂り入れた分だけ『体内に蓄積される』か『燃焼によって消費される』かの2択の流れになるようです。

一方でエネルギーとして吸収されなかった微量物や体内の酸素と反応して出来た水や二酸化炭素が排泄という形で体外へ出ていくということです。

大局的に見れば、摂り入れたエネルギーは『蓄積』か『消費』されるという形で保存するということです。

仮に尿に糖質やタンパク質などが含まれていた場合には、糖尿病やタンパク尿といった成人病に陥っている状態です。

正常な体の場合、栄養素を摂取して体内で酸素と反応(燃焼)させてエネルギーを取り出し、生成された水と二酸化炭素を体外に排出することが、人体のエネルギー利用の基本的な流れです。

人体には基本的に体外に3大栄養素を排泄する機構は備えていないということです。

したがって、食事で摂ったエネルギーは体内に『蓄積』されるか『消費』されるかのいずれかであるということです。

自動車の燃費と比較すると……

これらを更にわかりやすく、自動車の燃費と比較すると、以下のようになります。

  人間 自動車
エネルギーは保存する摂り入れたエネルギーは消費か蓄積しかない.
捨てられない.
燃料漏れしない.
使っていない燃料はタンクに残っている.
ダイエット法=エネルギーを無駄遣いする方法筋力(筋肉)をつける.
基礎代謝レベルを上げる.
燃費の悪い大排気量のエンジンに積み替える.アイドリングレベルを上げる.
連続運転を続けるためにバランスのよい食事.
ビタミンなど微量栄養素やミネラルを摂る.
質の良い燃料を使う.部品のメンテナンスをこまめに.
出典:J-STAGE|エネルギー保存則からみたダイエット(講義室) 表4を基に作成

つまり、燃費の悪いカラダにしよう!(笑) ということでしょうか。

転じれば、
・食事で摂るエネルギーは基礎代謝を超えないようにする。
・筋力をつけて、基礎代謝のレベルを上げる→エネルギーが消費されやすくなる
・蓄積されにくい(脂肪がつきにくい)状態になる
ということでしょうかね。

したがって、『蓄積される割合を減らして、消費されやすいカラダをつくること』

というのが、過度なダイエットを防ぎ適切なボディメイクを行うためのマインドセットの一つになるのではと感じます。

まとめ

今回は、ちょっとした『科学的な知識』を取り入れた、ダイエットの考え方について紹介しました。

エネルギー保存則によって、食べたエネルギーは体内に蓄積されるか、体内で消費されます。

このとき、消費される割合をより大きくするために、私たちは日常的に運動を取り入れていく必要があります。

特に30代は、体質もだんだん変わってくることから、何もせずエネルギーを摂取すると蓄積側に回りやすくなるでしょう。

それを防ぐためにも、少しずつでも継続的な運動を取り入れ入れられるようにしたいですね。

今回のエネルギー収支の考え方が少しでも参考になれば幸いです。

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