こんにちは!ロイスです。
忙しい毎日を送る30代のサラリーマンにとって、日常に運動を取り入れるのは簡単ではありません。
特に、運動する目的がはっきりしていないと、運動を始めたとしても長続きしないことが多いでしょう。
だからこそ、効率よく取り組むことが重要です。
そこで、朝食前にウォーキング程度の運動をするだけで脂肪燃焼効果が得られるという方法を取り入れてみてはどうでしょうか?
この「朝食前の運動」は、ボディメイクやダイエットに効果的で、忙しいサラリーマンにも最適です。
今回は、その詳しい内容と効果についてわかりやすく解説します。
朝食前の運動は脂肪燃焼を促進する
脂肪を効率的に燃焼させるためのポイントは「朝食前に運動すること」です。
前日夜に食事をとった後、就寝して朝目覚めたときには空腹の状態になっています。
この空腹の状態で朝食前に運動を行うと、脂肪燃焼しやすい状態になるといわれています。
それではなぜ、朝に空腹の状態で運動することが脂肪を効率的に燃焼することに繋がるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
なぜ朝食前の運動が効果的なのか
朝の空腹時に運動することによって、脂肪がエネルギー源として優先的に使用されるため、燃焼効果が高まります。
私たちは摂取した食べ物からタンパク質や脂質、炭水化物を取り入れています。
このうちの炭水化物が消化されると体や脳の働きに必要な「糖質」などに分解されていきます。
糖質が余ると「グリコーゲン」に変換され、肝臓や筋肉に蓄えられます。
「グリコーゲン」て何だろう……??
グリコーゲンはエネルギーの貯蔵や、エネルギーが必要なときにすぐ使えるようにする働きがあります。
蓄えられたグリコーゲンは寝ている間に使用されるため、朝にはその量が減少しています。
この状態で運動をすることによって、体は不足している糖質やグリコーゲンをエネルギーとして使用する代わりに脂肪を使用し始めます。
つまり、グリコーゲンが少ない状態で運動すると、脂肪がエネルギー源として優先的に使われ、燃焼されやすくなるのです。
参考文献1:J-STAGE|早朝空腹時の運動が24時間の脂肪酸酸化量に及ぼす影響
参考文献2:e-BioMedicine|Exercise Increases 24-h Fat Oxidation Only When It Is Performed Before Breakfast
1日の代謝が高まってエネルギー消費量が増加する
朝食前に運動をすることで、脂肪燃焼効果が高まります。
同時に、運動による代謝(活動代謝)が上昇するため、1日のエネルギー消費量も増加することとなります。
朝食前の運動で脂肪燃焼効率を高めると、仕事中でも脂肪燃焼を促しやすい状態になるということです。
したがって、朝運動することは、1日の代謝をアップさせることに繋がるのです。
「代謝」について詳しく知りたい方は、過去の記事を参考になさってください。
朝食前の運動内容は?
脂肪燃焼効果を高めるだけでなく、健康と体力を維持するためにも朝食前の運動を取り入れることはとても重要です。
では、空腹でグリコーゲン値が低くなっている朝にはどのような運動が適しているのでしょうか。
ここからは、特におすすめの「朝食前の運動」についてご紹介します。
簡単な運動から日常生活に取り入れて、健康的な体づくりを目指してみませんか?
軽めの筋トレ
朝の時間を活用して軽めの筋トレをすることで、脂肪燃焼効果をより一層高めることができます。
ただし、朝はまだ体が完全に目覚めていない状態なので、ウエイトトレーニングなどの高負荷トレーニングは控え、自重を使った軽い運動を行うことをおすすめします。
初心者が朝からベンチプレスは危ないね!!
特に、太もものトレーニング(スクワット)や大胸筋のトレーニング(プッシュアップ)など、大きな筋肉を動かす運動が効果的です。
無理のない回数から始め、徐々に体を温めるように行うと良いでしょう。
軽めのジョギング・ウォーキング
軽めのジョギングやウォーキングは、手軽に始められる有酸素運動として、脂肪燃焼にとても効果的です。
息が切れない程度に、20~30分ほど行うことで、脂肪を燃焼し、代謝アップが期待できます。
特に朝は、まだ体が本調子ではないため、激しい運動よりも、散歩程度のウォーキングや、軽く息が上がる程度のジョギングを行うことが大切です。
これだけでも十分に脂肪燃焼効果が得られますし、何よりも大切なのは継続することです。
初めは散歩を15分程度から始め、慣れてきたら30分に伸ばしてみるなど、自分のペースで無理なく続けられる範囲で取り組むことをおすすめします。
日ごろの運動管理は、スマートウォッチを活用することで管理できます。
リアルタイムに心拍数や消費カロリーを表示してくれるので、自分の状態を把握しながら楽しく運動できますよ!
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